死霊のはらわたのアッシュの演技とコミカルなギャグに注目!ネタバレします!

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アッシュの演技とコミカルなギャグに注目!

死霊のはらわた

サム・ライミの80年代スプラッター映画の名作!主演ブルース・キャンベル

死霊のはらわたは1981年に公開されたホラー映画。若干21歳だったサム・ライミが監督を務め、友人達を集めて撮影されたのは有名な話。制作費はなんと40万ドル弱でありながらも森を疾走するカメラや吹き出す血のりは迫力がある。暴走する主観映像は、ライミが自ら開発したシェイキーカムで撮影された。

本作の主人公のアッシュを演じるブルース・キャンベルのコミカルな演技はシリーズを重ねるごとにパワーアップするので続編も是非見て欲しい。2013年に公開された死霊のはらわたリターンズはオリジナルと異なりシリアスな作りになっているのでギャグを期待する人は物足りないかもしれない。

ちなみに監督のサム・ライミとブルース・キャンベルは古くからの友人である。四角い顎を持つブルース・キャンベルはアメリカン・コミックに登場するハンサムなキャラクター様です。

ライミは「ブルースを痛めつけるのは非常に健康的で生産的で、全世界に共通する普遍的なことなんじゃないかと思う。みんあが彼が苦しむのを見るのが大好き、いや、見ないと気が済まない。ブルースが苦しむほど、観客の喜びはます」と述べています。

死霊のはらわたはロメロの映画に影響を受けていた!

ブルース・キャンベル

古代シュメール語で記されたネクロノミコン(死者の書)の呪文が録音されたカセットテープを再生することで死霊たちが召喚されるという内容は簡素ながらホラー映画ファンを喜ばさせる脚本である。いばらのツタが女性の体に絡みついたりするシーンもあるので男性は注目だ。

おちゃらけ満載の映画のように見えるが、ロメロの「ゾンビ」以降のゾンビ映画で最も影響力のあった映画とも言われています。監督自身ロメロの「ナイト・オブ・ザ・リビング・デッド/ゾンビの誕生(未)」(1968)が大好きだそうです。低予算でもゾンビと小屋があれば映画が作れると教えられたそうです。今作を作るアイディアにもなりカルト的人気も偶然ではないのかも。

死霊のはらわたにまつわる疑問を解決!

Q.死者の書を燃やして死霊を退治しましたが、最後は何者かが地面を這うような主観視点で主人公に背後から襲い掛かるような演出があったように思います。あれは何だったのでしょうか?

A.あれは、死霊です!その答えは死霊のはらわた2で知ることができます。あの手を演じているはサム・ライミの手だそうです。

あらすじ

フロリダ州のジャクソンビルで楽しい休暇を過ごそうと5人の若者が山小屋を訪れた。彼らのうちアッシュとリンダ、スコットとシェリーは恋人同士、残るシェリルはアッシュの妹である。

夜地下室を物色していたスコットは偶然テープレコーダーと古文書を見つけた。録音されていたは森に封じ込められていた悪霊を蘇らす呪文であった。テープを再生し悪霊が復活する。

悪霊の声に呼び寄せられ森に出たシェリルは襲われゾンビになり友人に襲いかかる。スコットは斧で反撃してシェリルは地下室に監禁させる。シェリーも窓から侵入してきた悪霊に取り憑かれ、その次はリンダも・・・山小屋を脱出したスコットも、森の木々に襲われ瀕死の重傷を負って死霊となりアッシュに襲いかかる。

床に落ちれいた「死者の書」をなんとか暖炉に投げ込む。死者の書が燃えがると死霊たちの動きが止まった。腐った肉塊が溶け、残骸が飛び散り力尽きた。やがて朝が来ると静寂の中でアッシュは小屋から出るが、背後に物凄いスピード何かが迫り襲いかかるのだった。

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